上越はすまつりに行ってきました
こんにちは、山椒です。
先日、8月3日に上越はすまつりへ行ってきました。
上越はすまつりは、新潟県上越市にある、高田城の跡に作られた「高田公園」で催されています。
明治の初め頃、高田藩の財政を立て直すため、お堀にレンコン(ハス)を植えたことが始まりだそうです。
19ヘクタール(東京ドーム4個分)の外堀に、ハスが隙間なく植えられています。
写真ではわかりにくいのですが、花は大人の手のひらほどの大きさがあります。
ハスの花が一面に広がる様も壮観ですが、ひとつひとつの花を見ても、とても立派です。
つぼみでも、握りこぶしくらいの大きさがあります。
ハスの花は、4日にわたって咲くそうです。
1日目は早朝につぼみが少しだけ開き、昼間には閉じてしまいます。
そして、翌日の朝に満開となりますが、昼ごろにはまた、つぼみに戻ります。
3日目の朝には花が全開し、午後になっても閉じられないまま夜を迎え、
4日目になると花びらが外側に開き切り、散っていきます。
白い花びらに、花脈だけが 赤く染まっています。
桜の木で、セミが鳴いていました。
高田公園は、春には桜の名所となるそうです。
途中、小雨にも見舞われましたが、かえって良い風情となりました。
花が立派なので、撮りがいがあります。
観光客が、みな思い思いにシャッターを切っていました。
ところで、ハスの実って、どうしてあんなに気持ちの悪い見かけになるんでしょう。
花とのギャップがすごいんですよね。
晴れた日には、妙高山が眼前に広がります。
また、桜のころに来てみたいですね。
長岡まつり大花火大会に行ってきました
こんにちは、山椒です。
ここのところ、すっかり花火づいていますが、続いて長岡の花火です。
東京に住んでいるころから行きたい行きたいと思っていたのですが、ついに念願叶い、足を運ぶことができました。
長岡の花火は、越後三大花火「川の長岡」であると同時に、日本三大花火のひとつにも数えられている、大花火大会です。
花火大会というと、寺社のお祭りに関連するもの、もしくは観光目的のものが多いのですが、長岡の花火は、長岡空襲で亡くなった方々の慰霊、また長岡復興のシンボルとして打ち上げられています。
長岡まつりに想いを込めて|「長岡花火」公式ウェブサイト 長岡まつり協議会
東日本大震災が起きた2011年には、花火大会の自粛・中止が相次ぐ中、被災地である石巻に「復興祈願花火・ミニフェニックス」を寄贈し、長岡まつりと合わせて花火大会を開催しています。
2011年参考 - ほぼ日刊イトイ新聞 - 打ち上げ開始でございます!
さすがにすごい人!長岡駅構内は大混雑です。
新潟に来てから、初めてこんな人混みを経験しました。
駅前のアーケードでは、いろいろな出し物をやっていたようです。
こちらは、フワフワコーナー・・・?
こちらは、ぞう列車・・・?
会場へ向かう途中にある平潟神社の境内には、長岡空襲の犠牲者慰霊塔があります。
駅から30分ほどで河川敷に到着しました。
こちらは有料席ですが、とにかく広い!
長岡のシンボルとも言える、3代目の「長生橋」です。
昭和12年の竣工から80年近く経っています。
昭和20年の空襲にも耐えた、堅牢な鋼橋です。
今回は、この長生橋を挟んだ無料席で見学します。
19時20分。夕暮れの残る中、打ち上げ開始でございます!
放送がよく聞こえて快適です。
長岡花火の特徴は、とにかくスターマインの幅が広いこと。
花火がスクリーンのように、目の前に広がります。
また、狭い範囲で上がる一般的なスターマインと違って花火が重なりにくいので、長岡のスターマインはとても写真映えします。
幅2km、約5分間にわたって上がる長岡花火の目玉、復興祈願花火フェニックスです。
私は、これ以上のスターマインを見たことがありません。
いつか、有料席で真正面からも見てみたいですね。
動画も撮りましたので、よろしければご覧ください。
こちらは、尾道三部作などで有名な大林宣彦監督の映画、「この空の花 長岡花火物語」を題材としたスターマインです。
力強いフェニックス花火とは異なり、色彩豊かで芸術的な内容となっています。
見事でした。
打ち上げがすべて終わると、花火師の方へお礼の「光のメッセージ」を送ります。
ペンライトやスマホの画面、カメラのフラッシュなどで、河川敷はキラキラと輝きます。
今回、初めて長岡の花火を見ましたが、日本三大花火のひとつといわれる所以がよくわかりました。
大曲の花火、土浦全国花火競技大会のような競技会ではなく、いわゆる「花火大会」としては、間違いなく国内最高峰のものだと思います。
まだ、見ていない方は、来年。ぜひ。
ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会
こんにちは、山椒です。
昨日の弥彦に続き、7月26日には柏崎の花火を見てきました。
柏崎の花火は、越後三大花火のひとつとして数えられ、川の長岡、山の片貝と並び、「海の柏崎」と呼ばれています。
この日はあいにくの雨となりました。
駅から20分ほど歩くと、会場の海岸に到着します。
屋台がにぎわっています。
これはこれで風情はありますが・・・。
小雨ならまだしも、けっこう強く降っていて、足元が悪い。
そしてこの人出。
越後三大花火と言われるだけのことはあります。
海から上がる花火は、昨日とはまた違った雰囲気があります。
しかし、初めはよかったのですが・・・。
風がなく、花火はどんどん煙に隠れていきます。
なんとか撮った一枚ですが・・・。
最後はこの有り様。
豪華なスターマインや、海ならではの水中花火もあるのですが、きちんと見ることができませんでした。
本当にもったいない!
目玉の尺玉300連発、尺玉100発一斉打ちなどは、音と煙ばかりで、さながら火事のようでした。
思い切って順延してもよかったように思います。
また、来年に期待ですね。
帰路、犀潟駅にて。
顔をはめるのが大変そう。