弥彦燈籠まつり奉祝花火大会

こんにちは、山椒です。

先日、7月25日に、弥彦の花火大会に行ってきました。

 

弥彦の花火は、弥彦神社の燈籠まつりの中の行事として行われています。

弥彦神社は、越後平野にそびえる弥彦山をご神体とし、古事記(712年)にも記述されている、歴史のある神社です。

 

f:id:sansyokingdom:20160805215921j:plain

弥彦の駅舎は、神社建築風になっています。

大正6年に建てられたそうですが、時代を感じさせず、きれいな印象です。

 

f:id:sansyokingdom:20160820110405j:plain

鬼瓦には、トレードマーク?のウサちゃん(玉兎)がいます。

帰ってきてから知ったので、写真には写っているものの、現物はよく見ていません。

残念。

 

f:id:sansyokingdom:20160805215923j:plain

参道にあるお菓子やさんで、パンダ焼きを買いました。

なぜパンダ。

 

f:id:sansyokingdom:20160805215925j:plain

この弥彦むすめ(枝豆)入りのパンダ焼きは、2010年の「ニッポン全国ご当地おやつランキング」で1位になったそうです。

生地はやわらかくもちもちしていて、あんは甘いながら、少し塩が効いています。

ただ、正直なところ、1位になるほどの味かどうかはわかりませんでした。

 

f:id:sansyokingdom:20160805215927j:plain

積雪対応のLED信号機がありました。薄い!

 

f:id:sansyokingdom:20160805215941j:plain

一の鳥居に着くと、法被姿の方々が目立ちはじめます。

この鳥居、弥彦神社遷座100年を記念して、昨年塗りなおしたそうです。

 

f:id:sansyokingdom:20160820114632j:plain

これもあとから知ったのですが、この鳥居、浮いてる!!んです。すごい!

ちょっと気になって、手持ちの写真から同じ形の鳥居(両部鳥居というそうです)を調べてみましたが、浮いているものはありませんでした。

 

f:id:sansyokingdom:20160820120242j:plain

 - 北口本宮冨士浅間神社(山梨県)

 

f:id:sansyokingdom:20160820121834j:plain

 - 厳島神社(広島県)

 

弥彦神社には不思議がいっぱいです。

 

f:id:sansyokingdom:20160805215947j:plain

さて、参道を進んでいくと、祭り囃子と共に大燈籠が下りてきました。

 

f:id:sansyokingdom:20160805215951j:plain

この燈篭、ただ担ぐだけでなく、上げたり下げたり、揺らしたり回したりと、いろんな動きをします。

力強くてカッコいい!

 

f:id:sansyokingdom:20160805215954j:plain

拝殿に近づいてきました。

門にも燈篭が掛けてあります。

 

f:id:sansyokingdom:20160805215956j:plain

狛犬がシュッとしています。

 

f:id:sansyokingdom:20160805215958j:plain

拝殿では、芸妓さんが踊りを奉納していました。

 

お参りを済ませ、弥彦山へ向かいます。

ふつう、神社のお参りの作法は「二礼二拍手一礼」ですが、弥彦神社では「二礼四拍手一礼」となっています。

出雲大社も四拍手でしたが、格の違いなんでしょうか。

 

※調べた限りでは、出雲大社宇佐神宮弥彦神社が四拍手のようです。

 その他、変わったところでは「空気神社」なんていうのもあるそうです。空気かー。

 Asahi自然観|空気神社

 

f:id:sansyokingdom:20160805220003j:plain

ロープウェイもありますが、今回は徒歩で登ります。

せっかくですからね。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220728j:plain

売店。

こんにゃくが名物のようです。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220730j:plain

緑が濃くて、いい雰囲気です。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220734j:plain

道中、あまり展望はありませんが、ところどころで弥彦の街並みが見えます。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220736j:plain

七合目には水場があります。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220738j:plain

九合目。

海側は曇って真っ白でした。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220743j:plain

山頂にはテレビ局の電波塔が勢揃いしていました。

こちらはTeNY(テレビ新潟)。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220745j:plain

UX(新潟テレビ21)。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220746j:plain

BSN(新潟放送)。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220749j:plain

そしてNHK

新潟県にはテレビ新潟、新潟テレビ21新潟放送の3社の民放がありますが、名前が紛らわしくて、いまだに何がなんだかわかりません。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220753j:plain

こちらが山頂、弥彦神社の奥社、御神廟です。

景色が見えなくて残念!

 

f:id:sansyokingdom:20160805220755j:plain

ロープウェイの山頂駅には、あじさいが咲いていました。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220757j:plain

同ルートを下山していきます。登り90分、下り60分。

全体を通して歩きやすく、登山道を整備しなおしたように見受けられるところもありました。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220758j:plain

先ほどの売店で、「おかえりなさい」なんて声を掛けていただきました。

ゆったりとした時間が流れています。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220800j:plain

今夜のお祭りで使う燈篭が用意されていました。

ビール缶。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220801j:plain

下山したあと、三笠屋さんで休憩させていただきました。

「きんぴらだんご」が名物だそうです。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220803j:plain

これは、しょうゆラーメン風ちまき・・・のような名前だったと思います。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220806j:plain

その後、花火の時間まで近くを散策しました。

こちらは上諏訪神社。すごい木です。

裏にまわったら木の下で休んでいる人がいて、気づかずちょっとビックリしました。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220808j:plain

少し遠いですが、真ん中に鳥居があるのがわかりますでしょうか。

隣駅の近くに建てられた、高さ30mの大鳥居です。

弥彦神社の一の鳥居をモデルにしたそうですが、浮いてはいません。

 大鳥居/にいがた観光ナビ

 

f:id:sansyokingdom:20160805220811j:plain

日が暮れると、屋台が開き、人が集まってきました。

浴衣を着た人もいます。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220812j:plain

適当な場所にシートを敷いて、チョットお酒を飲みながら花火を待ちます。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220820j:plain

ドーン、パラパラパラ・・・。

ああ、いいですね、夏が来ました。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220818j:plain

ビール缶の燈篭を持った行列が歩いていきます。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220814j:plain

歓声が上がります。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220822j:plain

昼に見た大燈篭にも火が入っています。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220824j:plain

神社から、燈篭の行列がどんどん出てきます。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220827j:plain

花火をバックに、大燈篭が回ります。

最高の夏祭り・・・!

 

f:id:sansyokingdom:20160805220833j:plain

まさに住民全員参加という感じで、素晴らしいお祭りでした。

弥彦の燈篭まつりは、座って花火だけ見ていてはもったいない!

都会のお祭りのように「人が多すぎて歩けない」なんてこともないので、歩きながら、お祭りの行列と一緒に花火を見るのがおすすめです。

 

f:id:sansyokingdom:20160805220835j:plain

帰りの列車では、車掌さんも花火を見上げていました。