弥彦燈籠まつり奉祝花火大会
こんにちは、山椒です。
先日、7月25日に、弥彦の花火大会に行ってきました。
弥彦の花火は、弥彦神社の燈籠まつりの中の行事として行われています。
弥彦神社は、越後平野にそびえる弥彦山をご神体とし、古事記(712年)にも記述されている、歴史のある神社です。
弥彦の駅舎は、神社建築風になっています。
大正6年に建てられたそうですが、時代を感じさせず、きれいな印象です。
鬼瓦には、トレードマーク?のウサちゃん(玉兎)がいます。
帰ってきてから知ったので、写真には写っているものの、現物はよく見ていません。
残念。
参道にあるお菓子やさんで、パンダ焼きを買いました。
なぜパンダ。
この弥彦むすめ(枝豆)入りのパンダ焼きは、2010年の「ニッポン全国ご当地おやつランキング」で1位になったそうです。
生地はやわらかくもちもちしていて、あんは甘いながら、少し塩が効いています。
ただ、正直なところ、1位になるほどの味かどうかはわかりませんでした。
積雪対応のLED信号機がありました。薄い!
一の鳥居に着くと、法被姿の方々が目立ちはじめます。
この鳥居、弥彦神社の遷座100年を記念して、昨年塗りなおしたそうです。
これもあとから知ったのですが、この鳥居、浮いてる!!んです。すごい!
ちょっと気になって、手持ちの写真から同じ形の鳥居(両部鳥居というそうです)を調べてみましたが、浮いているものはありませんでした。
弥彦神社には不思議がいっぱいです。
さて、参道を進んでいくと、祭り囃子と共に大燈籠が下りてきました。
この燈篭、ただ担ぐだけでなく、上げたり下げたり、揺らしたり回したりと、いろんな動きをします。
力強くてカッコいい!
拝殿に近づいてきました。
門にも燈篭が掛けてあります。
狛犬がシュッとしています。
拝殿では、芸妓さんが踊りを奉納していました。
お参りを済ませ、弥彦山へ向かいます。
ふつう、神社のお参りの作法は「二礼二拍手一礼」ですが、弥彦神社では「二礼四拍手一礼」となっています。
出雲大社も四拍手でしたが、格の違いなんでしょうか。
※調べた限りでは、出雲大社、宇佐神宮、弥彦神社が四拍手のようです。
その他、変わったところでは「空気神社」なんていうのもあるそうです。空気かー。
ロープウェイもありますが、今回は徒歩で登ります。
せっかくですからね。
売店。
こんにゃくが名物のようです。
緑が濃くて、いい雰囲気です。
道中、あまり展望はありませんが、ところどころで弥彦の街並みが見えます。
七合目には水場があります。
九合目。
海側は曇って真っ白でした。
山頂にはテレビ局の電波塔が勢揃いしていました。
こちらはTeNY(テレビ新潟)。
UX(新潟テレビ21)。
そしてNHK。
新潟県にはテレビ新潟、新潟テレビ21、新潟放送の3社の民放がありますが、名前が紛らわしくて、いまだに何がなんだかわかりません。
こちらが山頂、弥彦神社の奥社、御神廟です。
景色が見えなくて残念!
ロープウェイの山頂駅には、あじさいが咲いていました。
同ルートを下山していきます。登り90分、下り60分。
全体を通して歩きやすく、登山道を整備しなおしたように見受けられるところもありました。
先ほどの売店で、「おかえりなさい」なんて声を掛けていただきました。
ゆったりとした時間が流れています。
今夜のお祭りで使う燈篭が用意されていました。
ビール缶。
下山したあと、三笠屋さんで休憩させていただきました。
「きんぴらだんご」が名物だそうです。
これは、しょうゆラーメン風ちまき・・・のような名前だったと思います。
その後、花火の時間まで近くを散策しました。
こちらは上諏訪神社。すごい木です。
裏にまわったら木の下で休んでいる人がいて、気づかずちょっとビックリしました。
少し遠いですが、真ん中に鳥居があるのがわかりますでしょうか。
隣駅の近くに建てられた、高さ30mの大鳥居です。
弥彦神社の一の鳥居をモデルにしたそうですが、浮いてはいません。
日が暮れると、屋台が開き、人が集まってきました。
浴衣を着た人もいます。
適当な場所にシートを敷いて、チョットお酒を飲みながら花火を待ちます。
ドーン、パラパラパラ・・・。
ああ、いいですね、夏が来ました。
ビール缶の燈篭を持った行列が歩いていきます。
歓声が上がります。
昼に見た大燈篭にも火が入っています。
神社から、燈篭の行列がどんどん出てきます。
花火をバックに、大燈篭が回ります。
最高の夏祭り・・・!
まさに住民全員参加という感じで、素晴らしいお祭りでした。
弥彦の燈篭まつりは、座って花火だけ見ていてはもったいない!
都会のお祭りのように「人が多すぎて歩けない」なんてこともないので、歩きながら、お祭りの行列と一緒に花火を見るのがおすすめです。
帰りの列車では、車掌さんも花火を見上げていました。