読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

南アルプスを歩いてきました

山と旅

こんにちは、山椒です。

先々週のことになりますが、南アルプスを歩いてきました。

奈良田温泉から北沢峠まで、一泊二日の山旅です。

 

 

f:id:sansyokingdom:20160821220510j:plain

あえて北岳を外した、贅沢?なルートです。

 

 

f:id:sansyokingdom:20160821015437j:plain

私が以前、奈良田に来たのは2003年の春、だったと思います。

その年は夜叉神峠-広河原間が土砂崩れにより通行止めになっていて、しかたなく奈良田から農鳥に上がる計画を立てたのです。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015535j:plain

 - 大門沢小屋の注意書き。見本の缶が見事にペチャンコになっている。

 

初めてひとりで行った、残雪期の山だったように記憶しています。

勝手がわからず、水までぜんぶ背負って、荷物が25kgくらいになっていました。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015538j:plain

 - 折れた橋にロープが張ってある。

 

今も昔も私には体力がありませんから、家を出るときにザックがなかなか持ち上がらず、「ア、これは無理かも」と感じていました。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015541j:plain

 - 端正な白い花。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015539j:plain

 - 14時13分。

 

重い荷物を背負い、日が落ちるころまで歩いた末、やっとのことで開けた場所に出て、テントを張ったのがこのあたりでした。

 

 

f:id:sansyokingdom:20160821015909j:plain

こちらは2003年の写真です。

この時、恥ずかしながら雪上でのペグの打ち方を知らず、地面に打つ要領で雪面に差し込んだところ、どうやら効いているように見えたので、そのまま寝たのです。

すると夜半に雪が凍り、強風でペグが抜けて、寝ている私もろともテントが斜面を滑り落ちてしまいました。

写真の手前が登り坂になっていて、滑ったテントが登山道の上で止まった恰好です。

結局この夜はほとんど眠れず、荷物の重さによる疲労もあり、日が昇るとすぐに下山してしまいました。

 

f:id:sansyokingdom:20160821235029j:plain

 - 西農鳥岳山頂。一番高く見える黒い山は間ノ岳、その奥には北岳

 

そんなことを思い返し、少しは成長したかな、なんてうそぶきながら歩いていきます。

 

 

f:id:sansyokingdom:20160821015549j:plain

今夜は農鳥小屋でツェルト泊です。

ここの主人は山好きには有名な方のようで、「農鳥親父」なんて検索するといろいろと出てきます。

この写真を撮った時点で16時半ごろでしたので、少し覚悟をしていましたが、繁忙期のためか他の従業員がおり、事なきを得ました。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015551j:plain

トイレは今時珍しく、垂れ流しです。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015553j:plain

ツェルトを張って、ラーメンをすすりながら、刻々と移り変わる夕焼けを眺めます。

雲の合間から、富士山が頭をのぞかせています。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015555j:plain

太陽が沈むと雲が晴れ、甲府の街明かりが見えました。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015557j:plain

空には天の川。さそり座が沈んでいきます。

一番明るいのが火星、次に明るいのは土星です。

 

気温は8度。

シュラフカバーだけでは少し冷えましたが、風の音を聞きながら眠りました。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015559j:plain

翌朝も晴れ。

簡単に朝食を済ませ、出発します。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015600j:plain

間ノ岳山頂は、登山者で賑わっていました。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015602j:plain

次に向かう仙丈ヶ岳までは、長い道のりです。

左から回り込んで、尾根伝いを歩いていきます。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015605j:plain

3,000m峰をつなぐ稜線にもかかわらず、大半は森になっています。

このあたりは気候が落ち着いているのでしょうか。

まるで北八ヶ岳のようです。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015607j:plain

仙丈ヶ岳は、3つのカール(扇状地)を持っており、その穏やかな山容から南アルプスの女王と呼ばれています。

正面に見えているのは、大仙丈沢カールです。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015609j:plain

仙丈ヶ岳山頂です。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015616j:plain

北沢峠への下山中、正面に甲斐駒ヶ岳がどっしりと構えていました。

その向こうには北杜市の街並み。

 

有名な山なのによく知りませんでしたが、カイコマってめちゃくちゃカッコいいんですね。

白っぽい花崗岩の山なので、真夏でも雪が積もったように見えます。

そのうち登ってみたいと思います。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015619j:plain

北沢峠に到着、おつかれさまでした。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015621j:plain

その後、バスで甲府駅に抜け、打ち上げを兼ねてラーメン屋さんに入ると、常連と思われるお客さんから声を掛けられ、カメラの話などをしました。

 

店内のテレビでは、天皇陛下のお気持ち表明のニュースが繰り返し流れています。

味噌ラーメン、ごちそうさまでした。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015624j:plain

翌日。

松本駅長野駅には、山の日に関連するポスターや垂れ幕があちこちに出ていました。

上高地で記念式典があるそうです。

 

f:id:sansyokingdom:20160821015634j:plain

JR飯山線新潟県に入ると、予想外の雨模様。 

台風が近づいていたんだったかな。

 

行程:

2016.8.7. 奈良田温泉8:40-大門沢小屋11:20-農鳥岳15:30-農鳥小屋16:40

2016.8.8. 農鳥小屋5:00-間ノ岳6:00-仙丈ヶ岳13:00-北沢峠15:50